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京焼清水焼 光琳写「風神雷神茶碗」 山岡善昇作

¥30,800 税込

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日本装飾美の至極の逸品を茶碗で楽しむ
尾形光琳『風神雷神図』を抹茶碗に写した京焼清水焼の逸品

日本美術史に燦然と輝く琳派の系譜。琳派は俵屋宗達に始まり、宗達に私淑した尾形光琳により大成した装飾美。光琳の作品の中でも特に傑作と名高いのが『風神雷神図屏風』。国宝にも指定しされている宗達の同作品を忠実に模したものですが、色彩や配置を微妙に変え、絵画としてより安定性を与えたところに光琳の妙技が光ります。また光琳の『風神雷神図屏風』の裏に、後に尾形光琳に私淑し江戸琳派の祖となった酒井抱一が『風雨草花図』を描いたのは有名な話。国の重要文化財にも指定されている光琳作『風神雷神屏風』をモチーフに、京焼・清水焼の名匠で、「京の名工」にも選出された山岡善昇が遊び心あふれる抹茶碗を作り上げました。京焼ならではの仁清の生地に一筆一筆繊細かつ巧みな筆致で上絵付された抹茶腕は、目で鑑賞し、使って楽しめるまさに用の美の逸品。色鮮やかな風神と雷神が躍動する姿は、日々の一服を風情豊かに楽しむことができるでしょう。華麗な琳派の世界を身近に楽しむ美術品として、ぜひご愛蔵いただきたい作品です。

山岡善昇 略歴
昭和17年、三重県生まれ。同24年より十年間、上山善次郎師の許で修業を積む。同44年に善昇の名を受け独立。洗練を重ねた繊細で華麗な絵付に見られる抜群も技に高い評価を得る。上絵陶芸展、知事賞三回受賞。平成14年、伝統工芸士認定。同15年、京焼・清水焼展、近畿経済産業局長受賞。同18年、伝統工芸品産業功労者近畿経済産業局長表彰を受ける。

●寸法(約)/高さ7.5×口径12cm●材質/陶器●陶印/善昇●木箱収納
※参考重量/244g
※手作りの作品です。大きさ、重量、色彩など写真と若干異なる場合があります。ご了承ください。
※在庫が無い場合は制作に1か月ほどかかります。

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